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男性不妊に関する記事

2016年

1月

15日

男性不妊のアンケート

本日、1月15日より、男性不妊に関するwebアンケートが実施されます。2月14日までです。

 

webサイトはこちら → http://danseihunin.index.ne.jp/

           「知っていますか?男性の不妊治療」

 

この調査は厚生労働省 平成27年度子ども・子育て支援推進調査研究事業による「我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究」の一環だそうです。

不妊当事者グループ「フィンレージの会」および「NPO法人Fine~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~」の企画・協力をしています。

 

治療の有無にかかわらず、男性の方、女性の方、それぞれで回答できます。

治療に関する情報提供もありますので、回答した方にとっても役立つのではないでしょうか。

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2015年

6月

14日

TESE,MESAにも不妊治療助成金、岩手県

いわてリビング6月号掲載の記事の中に、「TESE,MESAにも不妊治療助成金を適応」という記事が掲載されていました。


少子化対策の一環として、ということのようです。


TESEやMESAとはなんだろう?という方に、本当に本当に簡略化して説明しますと、次のようになります。

「TESE」は、『精巣内精子回収法』というもので、精巣から精細管を含む組織を一部採取し、精子の回収を試みる手術です。

「MESA」は、『精巣上体精子回収法(吸収法と呼ばれることも)』というもので、精巣上体と呼ばれる部位から精巣液を回収(吸収)し、精子の回収を試みる手術です。


手術の前には、ホルモン値の測定その他を行って精子の回収の見込みなどを検討しますが、どちらも精子の回収は100%確実というものではなく、手術を行っても精子が見つからないこともあります。


今回の助成の決定について、いろいろな見解があるでしょうが、実際にTESEやMESAを検討している方々にとっては、助成金はもらえるならありがたいこと、なのではないかな、と思いました。


TESEも、MESAも、何度も行うわけにはいきませんし、1回にかける思いはとても大きいと感じています。費用面だけでなく、体への負担、心理的な負担の大きさは、男性にとって単なる「負担」では済まされないものがある、と私は考えています。


女性にとっても、生殖医療(不妊治療)を受けることによってもたらされる影響は大きいですが、男性にとっても、予想もしない事態に直面し、さらに結果がどうなるかは行ってみなければわからない手術を提案されるということは、非常に衝撃が大きいものです。

その、男性への生殖医療(不妊治療)に対して、女性が受ける採卵や胚移植の場合と同様に、申請したら助成金を出しましょう、という決定がなされたことは、大きな変化だと思います。


今回の決定をどのように受け止めるのか、それは人それぞれだと思いますが、少なくとも、生殖医療(不妊治療)にかかる費用面の負担について、女性側の医療負担だけでなく男性側の医療の負担についても目が向けられるようになってきた、ということかもしれないと感じた記事でした。


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2015年

4月

09日

AIDシンポジウムのお知らせ

 もう日にちが近くなってしまいましたが、催し物のお知らせです。


 AIDのカウンセリングも行っている、ケン・ダニエルズ氏のお話も聞くことができる、

シンポジウムです。国内で関わっているみなさまのお話も聞くことができます。


 AIDを考えている方、すでにAIDに取り組んでいる方々にとって、貴重なお話を聞くことが

できる場だと思います。


 残念ながら、私自身は都合が悪くて参加できませんが、情報をお知らせしたいと思い、掲載

します。


詳細はこちら  ↓



パネルディスカッション
「家族を創る ~ Building a family」

子どもをもちたい夫婦に対して、提供された精子を用いた人工授精(非配偶者間人工授精、以下AID)という医療は長い間、世界中で行われ、多くの家族をつくってきました。
しかし、生まれた子どもが成長するにつれて、親から子どもへの告知、生まれた人々が提供者の情報を知る権利、適当な提供者のリクルートなど、この医療の様々な課題も明らかになってきています。その課題に様々な国が、様々なやり方で対処していますが、これであればそれ以降の努力は必要ない、という完璧な制度はありません。どの国も、継続してこの医療をよりよいものとする努力を続けているのが現状です。
AIDを我が国で今後どのように運営するのが妥当であるのか、またその最終的な目的はどこにあるのでしょう?このパネルディスカッションでは「Building a family」の著者で、この問題の世界的権威であるニュージーランドのKen Daniels教授の特別講演を中心に、その課題のいくつかを皆さんと一緒に考え、我々が次に歩み出す道筋を話し合いたいと思います。

この問題に関心ある方、どなたでもご参加を心より、お待ちしております。

(参加ご希望の方は、下記アドレス宛、件名を「4/25AIDパネル」とし、

お名前、ご所属、連絡先住所を明記の上、メールでお申し込みください。)

会場:東京医科大学病院 6階 臨床講堂
        〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-7-1 東京医科大学病院
日時:平成27年4月25日(土) 午前10時~12時
参加費: 無料

http://prog-survey.jp/daisansha/info/150425.html

パネルディスカッション(敬称略)
1.    出自を知る権利の必要性                  AIDでうまれた方
2.    AID親の会「すまいる」の経験から         清水清美
3.    養子問題との関連                        岩崎 美枝子
4.    海外のAID制度とその課題                久慈直昭
特別講演
「Building a family」                           Ken Daniels

連絡先:久慈直昭 東京医科大学産科婦人科        info@prog-survey.jp

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2012年

1月

23日

無精子症の精子回収の記事に思うこと

次のような記事を読みました。

 

重症の無精子症患者から精子を採取、妊娠に成功

読売新聞 1月20日(金)14時33分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120120-00000714-yom-sci

 

 これまでにも、ホルモン治療については言われてきており、事前にホルモン治療を受けてから、精子回収の手術にチャレンジする方はいました。その効果なのかどうかは、私にはわからないところがありますが、精子を回収できた方もいればできなかった方も...。

 今回は、手術で採取できなかった方に、再チャレンジをしてもらったもの、と記事から解釈しましたが、さて、原文を読んでいないので、それが精巣生検で回収できなかった方なのか、MD-TESEなどを行ったが回収できなかった方なのか、それによっても違ってくるなぁと思いました。

 もしも、MD-TESEなどを行って回収できなかった方であれば、ホルモン治療後に再チャレンジしたほうがいいのかどうか、再手術による術後の健康への影響はどうなのか、など気になります。

 

 原本を読まないと、いずれもわからないことばかり、でも、記事だけを読むと、何か期待できるのかなとも思ってしまい、う~ん、難しい...と感じました。

 

 

 

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2011年

12月

29日

トマトジュースが精子無力症などの男性不妊に効果?

今月の初旬に開かれた生殖医学会で、トマトジュースに男性不妊を予防・改善する効果が、という発表がありました。

私は参加することができませんでしたが、データが共同研究をしたカゴメジュースのサイトにありましたので、以下にURLを添付します。

http://www.kagome.co.jp/news/2011/111207.html

 

学会誌に乗っていたタイトルを見て、とてもびっくりしましたが、しっかり研究していたようです。

 

男性因子の場合、何か効果があるといわれても、個人差が大きかったり、期待するほどの効果がないとおっしゃる方のほうが多かったのですが、このトマトジュースはどうでしょうね?

 

トマトジュースを1日3回、う~ん、苦手な人にとっては、かなり厳しいトライになりそうな気がします...。

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